AACA賞2025 入選作品|TAC.T BRIDGE
AACA賞2025 入選作品
TAC.T BRIDGE
研究施設内にある、事務棟と実験棟をつなぐ周回通路の一部を担う木人道橋。120角の一般流通材を二重螺旋状に組み上げた木架構が約27mのロングスパン構造を形成し、柱脚には環境配慮コンクリートを採用している。
屋外において一般流通小径木材のロングスパン構造を可能とするため、高い耐力・剛性・耐久性を有する木部材ボルト接合を開発し、木軸組みとプレストレス架構の併用により実現した。
調達しやすく、軽量で扱いやすい一般流通材の採用と単純なボルト接合により、木部材の劣化度合いに合わせて部材交換や補強部材の追加がすることができる。
また、螺旋状に木材を組み上げた水平面の無い断面構成と部材交差部のボルト接合部は隙間を設けることで、水の滞留による腐朽のリスクを低減し耐候性・耐久性を向上させた。
これにより、建築物における木構造の選択肢を広げ、更なる木材の利用促進と環境配慮コンクリートの普及化につながる建築を目指した。

季節や日々の変化を感じることができ、使い手により更新され成長し続けていく建築

一般流通材のヒノキ集成材120角を螺旋状に組み上げ、約26mの木造人道橋を実現

部材交換を考慮した接合部と軽量で調達しやすい一般流通材により部材の追加・交換ができる
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