AACA賞2025 入選作品|Grove Strolling Corridor
AACA賞2025 入選作品
Grove Strolling Corridor
敷地は戦後から住み継がれる軽井沢の緑道沿い。
建主は木材業を営んできた事から、木々と共に代々守られてきた周辺環境ごと次の世代へ継承する事を目指した。
建築は既存配置と生活動線をトレースし、丸太柱のピロティで持ち上げ、湿気対策と共に環境を纏った。
歩行者の多い緑道と生活空間に高低差をつけ、互いが木に包まれる建ち方を実現。
建主の思い入れがあるキハダを中心に丸太柱と登り梁を放射状に配置し、大地から室内を貫通した通し丸太柱が大屋根を支える。
木が育った時間を尊重し丸太は自生していた方角に向け配置。
山に根を張っていた頃の佇まいを空間へ引き継ぎ、建築が木立の延長のように環境へ溶け込む。
継承とは単なる保存ではなく、既存環境を読み解き、評価し、新たな価値へと昇華させる行為である。
木立と呼応しようとする建築のあり方が、住人と緑道の心地よい関係をつくり、場所の潜在的な力を暮らしに宿し、環境へと還元する住宅を目指した。

敷地は軽井沢の緑道沿い。木々と共に代々守られてきた環境ごと次の世代へ継承する事を目指した

木が育った時間を尊重し丸太は自生していた方角に向け配置。キハダを中心に建築が環境へ馴染む

建築は既存の円環状の生活動線をトレースし建築化。丸太のピロティで湿気対策と共に木立に呼応
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