銀座に見る菊川工業の確かな技術
真ん中下から時計回りに、デビアス、グッチ、アップル、ディオール、カルチェの各銀座店。
 世界のブランドが、店のデザインに対して持っているこだわりはかなりのものだろう。その要求に応えてきた菊川工業はたいしたものだ。日本の技術力が世界に評価されたようで嬉しい。
しかし、建材用幅広ステンレスは外国のものを使わざるを得ないとのこと。欧州では環境面から鉄に塗装をやめる方向にあり、鉄橋までもステンレスで作ろうという動きがあるというのに、日本では建材向け幅広を製造していない。残念なことだ。
 また、外国の場合、加工メーカーもモノづくりの「パートナー」としての位置づけがあるとのこと。今の日本のように「下請け」としてでは良いモノはつくれない。
 グローバル化の昨今、お互いの立場を尊重して、日本のみならず世界に広くパートナーシップが組めることがこの時代を生き抜く方策かもしれない。そのためには、それ相当の力をつけなければ。
 菊川工業はaaca創立メンバーのひとつ。今回の訪問は、今の時代のモノづくりの在り方を教えていただいたようで、一同感じるところが多かった。